【散文気分】 - 2017/10/18 Wed -

少しモグラの話をしませんか。
…おはようございます。 唐突ですみませんが、さっそくしましょう。

モグラ。 見たことありますか? そんなに大きくないですよ。 せっかくの機会ですから、この際一緒に学習しておきましょう。 ⇒ Wikiモグラ

お帰りなさい。 楽しい仲間たちですね。 適当に画像だけチラ見して戻って来ちゃった人たちは、【日本のモグラ】項のみをサラ〜っと読んで来れば、十中八九OKだと思いますょ。 Let's try again! …さ、構わずまいりましょう。 午前中には用事がいくつかあるのです。 なので先ほどの学習教材には沿わず、自分本位に書いてっちゃいます。

モグラ。 見たことありますか?
私が始めて目撃したのはたぶん、幼稚園生の頃。 借家住まいする自宅の庭、低い生垣の木の陰でした。 ある朝。 幼稚園に出掛ける前だったのでしょうか。 濡れ縁(雨ざらしな縁側のこと)で体育座りしながら、きっと鼻クソでもほじくってたのでしょう。 もはや思い出せませんし、どーでもいいことです。 しかし、特に何を見るとも無く視点も定まらないままにヤルのが、正しい鼻クソ掘りの流儀かとも思います。 よってその時の私は、そうした流儀に根ざした行動をキチンと取ることが出来ていたのだと言えます。 名誉は保たれました。 先へ進めましょう。

  【出会い】

やがて何も見てもいなかったハズの視界の中に、素早く『さささっ!』と横切る、黒くて少し細長い小さな何かを認知しちゃったものだから。 突然に自分の方の掘削作業は中断してしまったのですね。 そうしたエネルギーと集中力は、全て自らのレーダー機能へと適用され、その『何か』が再び出現して来ることを、じぃぃぃぃぃぃぃ・・・ っと待ち続けました。 さっきとは左右が逆になって、状況が再現したのはそんな時でした。 庭土がほんの小さくこんもりとしているところが、大体30cmの間隔をあけて2ヶ所あるのが判りました。 彼はその間を(鼻クソ中に、)行って、(ガン見チューに、)帰ってきたのでした。

二度目に生きたモグラの行動する証しに気付いたのは。 上述の経験から実に45年後の、つい今春のことでした。 でも彼らの亡骸には、現在に至るまでの間に何度か気付いていて、時にはじっくりと観察していたこともあります。 大抵の場合にはキレイな姿のまんま、ひっくり返っていました。 なんで死んだのかが不思議なくらいだ、という印象が強かったように記憶しています。

そんな今年の春先、まだ野外は肌寒い時季。 『人生で二度あるチャンスの二度目』 が来たのかどうかまでは判りかねます。 その理解と解釈には苦しみますが。 結論から申しますと既にお察しの通りでして、その姿を視認できてはおりません。 でも確かに目前にいて、活動していました。 そんな光景から連想されたのは、

  【地中の潜水艦】

日当たりの良い乾いた感じの、少し荒れた畑。 草むらは枯れ果てて、それらを通して地面に這う緑色の下草が良く見える。 不意に小さく「かさっ。かさかさっ。」と聞こえるので、散歩する足を止めてそちらを見やる。 初めは昆虫か野鳥かトカゲでもいるのかな?と、音のする方へ近付いていました。 息を飲んでじっと草むらを見つめ続けるのですが、何も見つからない。 諦めて元来た農道へ戻るとまた聞こえてくる。 それを3回繰り返してから気付きました。 『地面が脈打っているな(汗』

その辺りでやっとモグラの存在を認識できたのでして、よりいっそう自らの気配に気を遣いながら、土中を進んでいる彼の行く手をあとから追い続けてゆきました。 想像していたのよりも早かったです。 きっと場所や種や個体のコンディションにも依るのでしょう。 そんな風に約3メートルの前進を15分くらい眺めていましたが、私の気配を察知されたらしく動きが止まりました。 しばらくすると再始動していましたが、それは明らかに前進とは異なりました。 やがて地表面から感じ取れる動きは次第に小さな脈動となってゆき、やがて元の乾いた静かな地面へと戻りました。

  【急速潜航】

往生際の悪い私は、見てもいないのに見失った周辺を足裏でドン!ドン!するなどして、しばらく様子を伺っていました。 しかし根負けし、そして散歩を再開させました。 歩きながら、「でかスコップがあればなぁ、ぶつぶつ…」 などと呟いていたのかもしれません。 一方で、あまり好ましくはない失敗を恐れるあまり、実行には移せなかったのかもしれません。

  【 生け捕り ⇒ 観察 ⇒ (お利息つけて)ご返済 】

人生で三度目があるのか?までは判りませんが。 期待として持たずにおれば、私の中のどこかで希望し続けられるのだろうと想像しています。 それは生きる上での活力ともなりうる、そんな可能性を秘めた種植えみたいなものではないか?とも、感じています。






13.Oct.2017 藤沢市 西俣野地区・高齢者デイケア施設付近の借家並びにて。

元々もふもふ度高いのに、この悪天候続きでさらに もふってます。 3割増でしょうか。 まだ真っ昼間なのに強欲ですな。 …ん?深夜が普通料金なのか。畑の散策とかか。

いつもみたいに じゃらしてまして。 周囲で妙〜にカラスが鳴くのを真似て、「かぁー!かぁー!」 と共鳴したら、急に引くんですよ。彼女。 ???となりつつも構わずに近寄ると、『しゃーっ!』 て怒られました。  「かぷっ。」てのは、何度かあったんすがね。 『しゃーっ!』 は2年半の間柄で始めてだったので、少し驚きましたょ。

あとから想像したのですが。 彼女は周辺の家々から可愛がられ、そして日々の糧を得てもいます。 けど、夜はちゃんと外で過ごして寝ているのを知っています。真冬でも。 そんな日々の施しを盛るための専用・小皿を配備しているお宅もあります。 その時間になると彼女の[在/不在]に関わらず、盛っているようです。  ・・・が。

そんなのを狙う輩もいるワケでして。 例えば余所者にゃんこ。 例えばカラス。ヤツ等は集団で来襲していることもあるようですだ。  ・・・なので。

スマンとは申さぬ。 しかし学習はした。 そなたの意向に委ねることとするのみょ。
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