【散文気分】 - 2014/10/5 Sun -



雨中とは言っても実際には台風18号の接近する、荒れた野外へと出かけました。
それをあからさまに表題に冠することは さすがに はばかられたのに過ぎません。 私の住まう地域よりも西方に位置する 二つの 被災地域で暮らしておられる。 または復旧や救援活動に忙しくされている方々の確固たる存在が、それを・・・   まあ、許して くれたのであろうとは想像します。 しかしワタシの心は ある種の異議を申し立てたワケです。

(ご時世として)不謹慎だから… とでも心中で唱え、そしてその部分を伏せておけば。 もう少し都合(?)よく、もっと簡潔に今日の 出来事や思うことについて お伝え出来たのかもしれません。 かようなまでに私は自らも、面倒な者なのだなと 再認識しておる次第です。


さて。 以降は そんな面倒も上等な心で述べてまいります。

いい散歩でした。 それに尽きます…と言って締めくくりたいくらいです。 しかしその終盤には、やはり過酷であったなと、素直にそう 思いながら家路を急ぐ境遇にもありました。

途中では充分な休息もとりました。 そして元気になり、その後の行程において 普段ではあまり感じ取れない物事や、自然の有様に気づくことが 出来たのかもしれません。 適宜適切な休息と、それらを潔しとした己の判断については、幸運を感じずにはおれませぬ。


分相応な心が 図らずも働いた結果なのだ・・・ と言えば良かったのでしょうか。
その細かなニュアンスの違いまでは 解りかねます。 その使い分けなどに至っては尚更です。  さらに。   ・・・以降は そのような心境で綴ります。 理由があります。


渡りの途上で台風の接近に遭遇し、そうした都合(?)で停滞していたのかなと思われるツバメの集団を見ました。 一体どのくらい北の方から 飛んで来た集団なのでしょう。

近くの森を抜ける農道沿いや畜舎の軒下などといった、激しい風雨を少しでも避けられるようなところではありません。 広い田園地帯の 中に頼りなく張られて揺れる電線上に、横一列になって羽を休めておりました。 漠然と 『スズメの群か…』 などと感じる程度に 通り過ぎてしまっても、何ら不思議はなかったのだと思います。

しかし私にとってそれらは、ある種の違和感として伝わっていたのかもしれません。 とっさに気付くことが出来たのは一体。  吹きっつぁらしの田園地帯 ド真ん中で、斜めというよりは ほぼ真横に傘を差しながらも風雨をこらえつつ歩く・・・  その実あくまでも散歩なのですが、それ程に ゆとりある心は既に消え失せていたように振り返ります。

今年も私の住まう地域で繁殖して、夏いっぱいを主に子育て中心に忙しく活動していたツバメたちは、もうとっくに居なくなっておりました。  些細な事柄ですが たまたまその事を認識していた。 恐らくはそれがゆえに、感じ得た違和感でもあったのでしょうか。  いつもとは違う。 決して劇的にとまでは例え難い、そのような変化について。 ただ何となく。

そうした境遇にある者にとって。 徐々に、もしや もっと北の地域から旅して来た途中なのだろうかと想像を掻き立てられる。  そして嵐のさ中をじっと静かにやり過ごそうとする集団の姿が 圧倒的なまでの出来事として、先を急ぎ始めていた散歩の足を止める。

もちろんそう確信して言っているのでもありません。   …でもそれでいいです。
そのくらいが今の私にとっては、まさに分相応なのかもしれません。


そうした事実関係の確認作業および判断機関とは(それが役所や学会であるべき必然には変化の傾向を感じます)、 そもそも私の領分から隔てられたところに置かれるべきなのだろう・・・   そのような解釈です。

そして自然観においては多分、必要な心でもあるのだろうとの認識です。 それゆえに私個人も先へと進んで ゆける。 そんな所以でしょうか。 何とも ありがたい仕組みを感じているなと。 勝手にそう思います。

そして。 そうした判断(機関)にすらも時にはある、誤りに対して気付くことが出来うる。 それは誤りだと言える。 そんな目線と意識を持ち続けてゆきたいものだと希望します。











しかしよく降ります。 いわゆる雨台風なのでしょうか。 その足の速さが幸いする地域もあれば、逆に困惑する地域もあるのでしょう。  来なければ来ないで困る事例もあるように。






5.Oct.2014  藤沢市・遠藤 松原(久保)地区の農地付近にて


午後からは長靴を履いてリュック背負って出歩いておったのです。 しかし露光の少なさから携帯での撮影は大方ムリだろうと、 半ば諦め気分でもありやした。 知恵を絞って考え、そんな条件下でも叶うのは夕方に暗くなって灯される明かりの類くらいだろうと。  まだ昼下がりなのに黄昏て。

そこへ突如として現れた、恐らくは引越し中と思われる こヤツら。   …あ、 複数形なのは近くに もう一匹いたからですゎ。    しかし何とかして捕らえたいと、まずは興奮気味に携帯を準備。

…お。 アスファルトの路面広くに薄く張った水面が、あたかもレフ版の役目を果たすかのごとく。
コレはイケるかも新米。 以後、傘を差したまま しゃがんでは、激写・激写・激写・・・

帰宅後にPCで再生するや、何とか見られるフォーカスで捕らえられたモノが2枚だけありますた。
勝率ジャスト2割ですだ。 全部で何枚 撮ったのか バレバレですな(笑

これまでにも散々ボヤいてきましたが、露光がちょいと頼りないとボヤけるワタシの携帯。
コレ、まさしくワタシの老眼みたいなモンっすよねぇ…   妙な部分で付き合いのいいヤツめ。



             ↓そんなザリ夫の同業者、 もしくは旅の道連れかと。


コチラは歩行中を微妙に流し撮る苦しい体制でしたが、かろうじて捕らえますた。

帰宅後に気付いたんすが、腹部に卵抱えてて。 ザリーさんなのでした。  写真判定…か。
そーゆーの(笑)は、ドコか誰かに任せてしまえば楽チンだと、上の方でアツく語っておりました。
…ン。 何だか、 楽がしたいのか、逆にアツくなりたいのか。  どーも解読に難儀しますだな。

そこで。(コホン)  通訳をかって出まするに、 『 楽して、好きな事にかまけては、アツく語る。』
…どうです。 簡潔でいてかつ、出来栄えも そこそこ。 見事な翻訳ではありませぬか。

あのブラック・デビルからも、 『クワッ、クワッ! …見事な翻訳だ。』 などと、人差し指を立てて絶賛されることでしょう。  いま振り返るに敵(タケチャンマン)の優れた攻撃を称える、なかなかに いいヤツでしたな。 さすがに中のヒトの人物像がにじみ出ていた… とは、やや褒め過ぎでしょう。

今年で30、知っとるけーのけ。 …と歌う前ですから、当時まだ20代だったのですな。さんちゃん。

・・・さ、 ここらで締めくくりましょう。
今から遡ること約20年ぐれぇ前に世間から、新人類 扱い(迫害)されていた。 …そんな人々の語り口を訳させたら、 意外と使える人材。 それが散文気分であります。 どうぞ シクヨロ。





※ 編集部・注) 筆者自らが同世代(新人類)であることの、半ば婉曲的な表現と思われます。
                                               (編集部・安田)



 (…お・か・え・り。  相変わらず旨いコト言うじゃんか。  婉曲的かつ率直にムカつくけどさ。)





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