【散文気分】 - 2013/12/9 Mon - 今日の本文は、反故にされかけていた”あとがき”からの昇格です。 内輪の都合を申しましてスミマセン。 しかも以下は いわゆる”ネタばれ”と評される内容です。 ご覧になったことのない 方々に対しては、重ね重ねスミマセン。 こういうのは”まえがき”とでも呼べるのでしょうか。 ”はじめに”とか。 もはや・・・ - - * - - * - - 北軍の将校であったジョン・ダンバーは致命的な負傷を負いながらも、自らの思いがおさまりません。 野戦病院(野原に 設けられたテント)での療養生活に見切りをつけ、半ば自殺的とも思える行動に出ます。 愛馬に跨り、丘を挟んで対峙する 南軍の前線部隊の前に走り出ました。 奇声を発するでも 銃を撃ち放すでもなく。 やがて両手を高々とあげたまま目を閉じ、 愛馬に任せて縦横無尽に ゆっくりと走り続けるだけなのです。 その光景に、初めは あっけにとられていた南軍の兵士たちが一斉に射撃を開始します。 しかしジョンの無謀な走行を くい止めることがなかなかできません。 戦況が小康状態となってから、南軍の砦に これまでには無かったスキが生まれた のを北軍の司令官は見逃しませんでした。 北軍の前線部隊に”前進”の命令が下ります。 その戦いは、ほんの些細なきっかけから好機をものにした北軍が勝利しました。 その後。 その行動に関する事情は特に問いただされぬままにジョン・ダンバーは功績を称えられて昇格し、望む職務を 約束されました。 彼の野心は生き続けることができたのです。 To the frontiers. 彼は上官に対して、最果ての砦への 赴任を希望しました。 - - * - - * - - どうやら これ以上は書けません。 このペースでは映画以上に長くなってしまうことを、今さらながらに悟りました。 どうぞご覧になってみてください・・・
|