【散文気分】 - 2013/12/8 Sun -



   プラクティス・フォー・ヒズ・ドリーム     …アンダー・ザ・ブリッジ 《 3 》

               ( 橋の下のサックス奏者・その三 )



先にも申し上げましたとおり、失礼ながら彼は その年恰好のわりに少々 身長の低さを感じさせます。 しかし背のことには 触れずに、あたかも彼の童顔や声のトーンの高さから そう感じたかのように振舞っておりました。

暗雲広がる風の強い、広く長い橋の下。 私は寒さで両手をジーンズのポケットに突っ込んだまま、両膝を少し折ったような 姿勢で ガタガタと貧乏揺すりしておりました。 すると必然、彼と目線の高さが合います。 その方が話し易さも感じられ ましたし、年配者としての”上から目線”を気にされることも はばかられました。 ので、そのままの姿勢で貧乏揺すり しながら終始 対話をしておりました。

散歩やジョギングでしばしばこの辺りを通るのだが、君のサックスには初めて気付いたのだと。 そして他にもいろいろな 楽器奏者が練習しているようだが、君のは群を抜いているよと付け添えました。 彼は嬉しそうに少し照れながら礼を言って、 中学のブラスバンドから始めたのだと教えてくれました。 まだ2年そこそこなのです。 改めて驚かされてしまい、 少々オーバー・アクションの身振り手振りまでして見せました。 恥ずかしいのですが半ばヤケで、ワケの判らぬ英語の 感嘆表現を連呼しつつ(ex. Excellent! Unbelievable! etc...)、外国人のフリを冗談ながら披露しました。  そして笑われました。 まずは1勝と。

知り合いとのセッションで定期的に茅ヶ崎のJazzBarで演奏しているのだと教えてくれました。 店名などの詳しいことには 触れずに、私も茅ヶ崎方面へは ちょくちょく散歩やジョギング、それに自転車散歩でも行くのだと切り返しました。  そして、ただし駅前や繁華街の方、はたまた海岸方面は全くの無縁なのだと。 僻地の田畑や森ならば なかなかに詳しい のだが… とも付け添えました。 またウケて、これで2勝目。 やや拾い物の勝ち星か。



 ※ あの、 『 にっぽん縦断 こころ旅(週末版)』 を見てきます。 あと昼食も。 続きはまたのちほどに。

     ・

     ・

     ・

  あ、どうも。 戻りますた。

  千葉県立東金高校時代に 死を予感した雄蛇ヶ池。 同じく就職前に自転車ひとり旅のさ中、”月の砂漠”
  銅像 横の砂浜で野宿した御宿海岸。 旅の挫折を知って寡黙なままに連れ帰ってくれた鉄拳制裁の父親
  さんも、今や90手前か…

  昼は久しぶりにパスタとしますた。 肉も魚も抜きで。 代わりに野菜は どっちゃりこ。



さて、王手をかけました。 …が。 決着はつくことなく、潮時を感じて いとまの挨拶(日本人として日本語で)を交わし、 橋の下から走り去りました。 やはり冷えていたものでして。 年齢差を感じる一面でした。 よって負け星も 一つ付き、 目下のところ2勝1敗です。

やがて100メートルくらいを過ぎた辺りから また彼の奏でるサックスの音色が追いかけてきて、そしてゆっくりと私を抜いて ゆきました。 再会を予感させるに十分な心地よさで。


  つづく…   恐れがあります。 ご了承ください。

















3.Dec.2013  Northern Fujisawa


まことに月並みなボケではありますが、 恐らくは千尋(のちに千)の お父さんではないかと。

              -   -   *   -   -   *   -   -

   …ん? おばあちゃん、 だめ。 ここには お父さんも お母さんも、 いないもん。

い〜な〜い〜?     …それがオマエの答えかい!

   (すぅ〜〜〜っ…)      ウン!

                                    (ボンッ!) ひえっ!


大当たりぃ〜♪     やんや! やんや♪♪♪                   …ぶひぃっ。


              -   -   *   -   -   *   -   -


あの、 散文気分くん?  部費、 今月まだ だったよね?

                                    あ。 すんません、マネージャ(汗


…ったく。 ぶひぃ、 ぶひぃ〜! って、 うっせーんだよなぁ。
(コレは 中学時代に抱いた私の心に 相違ありません。 申し訳ありませんでした。 ぶひぃ。)




←Prev→Index→Calendar→Next