【散文気分】 - 2013/12/1 Sun -



はじめに。
以下の文中には 広島県、および中華人民共和国 ご出身の方々がお読みになる場合に 不快感を覚える可能性があります。  読み過ぎ、および深読みなど なさいませんように、十分ご注意ください。



…時は明治の初頭。 とある港湾の船着場にて。 大陸からの船が 積み荷降ろし等で ごった返す中。



   雇われの中国人A:  『 あいや〜!(汗)  …ダンナさん、 ドコにも無いアルょ。

    繊維問屋の旦那:   (カチンっ!) 『 あのなぁ、 アルのかっ、 ねぇーのかっ!
                 ハッキリしやがれってんだ、 べらぼーめいっ! 』

   雇われの中国人A:  『 はちゃ〜(汗)  …ワタシ何にも悪く無いアルょ。

    繊維問屋の旦那:   『 あん?     ・・・こんっ ちくしょ〜〜〜〜〜う、
                   おめぇなんざクビだぁっ! とっとと国に帰りやがれっ!
                   おうっ、 金公! 塩持って来い、 塩っ! 』

       丁稚の金公:  『 へ〜い、 ただいま〜。 』 (スッタコ〜ラ、サッサ…)

 雇われの中国人B〜D:  ( …今日、ダンナさん、 キゲン悪いネぇ。
                  ワタシら注意する いい。 しない、よくないアルょ。

                  んだ。 んだ、んだ。  んだなぁ。    …んだなっす。 )



・・・いかがでしょう。
理不尽な解雇劇となってしまった不幸な事例です。 これらを実話と裏付けるするだけの、当時の資料などは持ち合わせて おりません。 あくまでも多少の見聞と想像をもとに書き連ねております。 でも、あったのではないかとも 強く感じて おります。 なぜならば。

その当時では大陸方面からの船が頻繁に着き、今の中国からやってきた貿易商人たちや雇われ労働者が多数いたのは事実 なのです。 そして華僑の中での蔓延なのか、何なのか その実態は把握できておりませんが、どうやら日本語マニュアルなる 冊子が港湾の労働者の間に普及していたようなのです。 そして、それをもとにして熱心に日本語会話を学んだ中国人にして みれば、上記のような不幸な出来事は 起こっても不思議とは思えないのです。

例えば、 『 ○○です。』 の、”です” に相当する部分に、そのマニュアルではなんと、『 ○○あるよ。 』 と 表記されていたという事実があるからなのです。 参考文献・出典は明記できませんが、とあるテレビ番組で ある歴史学者が のたまって、    …失礼。 おっしゃってました。



    『 あいやぁ〜、 ワタシ 中国は 広島の生まれ。 』

・・・で始まるのは、今は昔に ご活躍されていた ”ゼンジー北京”さんの持ちネタです。
覚えてますか? 知ってますか?(汗) 謎の怪しい中国人を気取った芸人さんでした。  ほぼ同じような時代に活躍していた ”東京コミック・ショー” の、『 レッドスネークさん、 いらっしゃ〜い♪ 』 ・・・といった持ちネタと、もしや混同なさって おられませぬか?(汗

老婆心ながら少し心配なのは、”中国”の表現、および意味合いについてです。
もちろん中国とは”中国地方”のことなのです。 日本国内の。 山陽・山陰を併せた、あの地方名のことです。 そうで なければゼンジーさんが転んでます。 転倒してますから。 ほいで夏場であっても かなり寒いのでしょう。 けれども ご安心ください。 その当時は間違いなくホットでした。 たとえば東京進出・直前の藤井さんよりも。 藤井さんは可愛い嫁さんを 貰ったので、もはや なんも言えません。 そこをあえてスパークして欲しいと願う、そんな散文気分です。 ”マシューズ・ なんちゃらTV” とかは、もぅ大好きでした。

こんな私にも 広島県(広島市)出身の友人や知り合いが・・・   ひぃ、 ふぅ、 みぃ。
ありゃりゃ。 もっとたくさん おりますだ。 意外なほどに たくさんですだ。 そんな方々に ひとりひとり訊ねて回るのも 結構な作業かと感じております。 それに その都度、そのコトを持ち出してきて訊けませんでしょう? ・・・アンタさぁ、 自己紹介の時とかに 『 中国は広島の生まれです。』 と、これまでにもう何回 言ってきたの?  …などと(汗

もしも躊躇なく そう切り出すならば、きっとハッピーな めぐり合わせもあったのでしょうか。 長い年月の間には。 そして 不幸な出来事なども ついつい想像してしまいます。 そのような ”地雷” を踏むくらいならば、そういったことは尋ねる べきでないのだとも考えます。

・・・そう。 それが広島 ”自身” の自己主張であれば仕方ないのです。 出身者はいわゆる、広島の”イタコ”に過ぎない のです。 広島は霊場・恐山に匹敵する地域であるとも言えましょうか。 要するに、そうした突飛とも感じられる発言を 受け止める方々にとっては その時点で、その話題に対して向き合うべきか どうか… への問題に、きっと様変わりするのでしょう。  もしも広島の出身者が世間から”不当な迫害”を受けるような場では、私たち他県民は積極的に救済の措置をとるべきだと、 私は考えます。 …もちろん、いらんことしー だとの認識もありますが。


『 カープぅ? それって ”鯉”だよな。 ぱ〜く、ぱ〜く してる、あの? カープぅ???(汗 』

そうした類稀な縁から、もう数十年来で熱烈なカープ・ファンとなってしまったカナダ人を、なぜか知っていたりします。  『 ・・・か、カープぅ?(汗 』 の表現(表情)が 絶妙でした。 昭和50年代の輸入・助っ人選手を 生半可な知識をネタに 持ち出しでもしたら、『 …あぅぅぅ、 すまんかった(汗 』 って気持ちに させられちゃいます。 でも話が面白いので 救われます。 いわゆる金魚すくいですか。 小さな鯉も金魚も、簡単に判別つきませんから。


  …For example, Gail Hopkins. OK?
   Retired from baseball player, Mr.Hopkins being a doctor. But I didn't know.
   Mr.Lance talked and faced, 'Pa-ku, Pa-ku, Pa-ku'...   You understand?
   Good!
















1.Dec.2013  Northern Fujisawa



こーゆーのを 著者・近影などと呼ぶのでしょうな。  鼻水が出て困りますだ。
でもって、懸案の ”ドクター・イエロー” についてなんすがね。 特に ご興味は、なくなくない?

・・・(カチンっ!)  ま〜だ分からねーのか、べらぼーめいっ!
 アルのか、ねーのか、 ハッキリしやがれってんだ、こんちくしょーいっ! (ぺっ)

ダンナ、げったうぇい。  あうと。  進行に著しく支障をきたしますだ。  アーメン…



戴き物であるカラープリントの裏には、青いボールペンで手書きのメモが記されております。
『 13.5.8日 12:15分 ドクターイエロー 用田通過 A 』 と。 ちなみに@とかA の存在事由については、その場で特に聞いてはおりませぬ。

市境を流れる目久尻川(めくじりがわ)で、小さな橋の上から釣り糸を垂れていた方から戴いた写真なのです。 風の無い ポカポカ日和の昼少し前でした。 御年は70と少しかと。 その橋を通りすがっただけで なんとなく話し込むことになり まして、それは十数分ほどだったのでしょうか。 寒川町から自転車で来ているそうです。 頻繁に。 鯉釣りに。 今年は 二百何十何匹釣っただの云々といった話題から、いつの間にか 少々しっとりとしたお話に遷移しておりました。

20代の初めに故郷の石巻を離れて、この近辺に縁が出来、仕事をしながら やがて所帯を持ち、そして子をもうけ、寒川町で 暮らし続けてもう50年以上になるのだそうです。

とくに両親は亡くなったのだが、今でも石巻には兄弟や親戚縁者がいるそうでして、そんな話をついつい、ある時点から私の 方で引っ張り出してしまいました。 おじさんは 高々その会話の最中に、”石巻出身” なのだと漏らしたに 過ぎなかったの ですが。

甥っ子が今も行方不明のままなのだと聞かされました。

その日、たまたま居合わせた従兄弟どうしで震災に遭い、ひとりが 『津波が来るから逃げよう』と言ったのを、『ここは大丈夫だよ』と制して、ひとり逃げなかった甥っ子が家ごと津波に巻き 込まれてしまい、今も行方が判らないのだそうです。

おじさんの実家でもあったその家は、石巻にある日和山の麓からも近い、旧北上川の河口辺りにあったのだそうです。 大きな 被害を受けながらも 既になんとか復旧・再開した、石ノ森記念館のある中瀬。 それよりも さらに海寄りの地域です。


立ち話していた橋の すぐ上流にある用田橋付近では、広い田園地帯をちょうど東海道新幹線がまたいでおり、見通しのきく 撮影ポイントとして鉄道マニアが撮影に集まるのだそうです。

釣り好きが高じて川沿いを自転車で移動するうちに、そのような人々が ”ドクター・イエロー” を迎え撃とうとする 場の興奮 に誘われて、思わず そのおじさんも パシャリと撮影してみたのだそうです。 同郷の古い友人たちの集まりが今でもあるそう でして、そのようにして撮影した写真を焼き増しして配ると、なかなか好評だったのだと 笑いながら話してくれました。






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