【散文気分】 - 2012/11/26 Mon -



あ、どうもこんにちは。
この秋の部、秋田への旅。 その4回目の画像であります。
現地到着から一夜明けた翌朝であります。 台風の接近に伴う強風や雨の影響はまだ無く、先を急ぎたい気運が 高まりつつある日程でありました。

更新の滞りからもうすぐ2ヶ月が経過しようとしております。 しかし自己都合で頑なまでに跡付けの作業を 淡々とこなす所存であります。 きっと既に忘れ去ってしまった感覚や記憶などもあるのでしょう。 少々 やるせない局面ではありますが、先へ行こうと思います。 いざ…                                    十六夜の三日前から。








森のテラスの畑でシソの実などを採集して戻って来た滞在者の方々が、ヘルプのおばちゃま達に成果物を託して 下拵えの真っ最中でありました。

私は勝手にダリアなどを黙々と盲目に撮影し続けては、その収穫作業の終焉を感じて戻ったのに過ぎませぬ。

途中でむしって持って帰ったコレをおばちゃま方に訊いたら、『これは だ〜だ〜ちゃ。』との鑑定結果を得ました。

この辺りで枝豆の類は食うにしても何にしても、ややゆっくりと放置されております。 あ、放置じゃなくて 用途の頃合を待って置いてあるのですな。

翌日の稲刈りに向けて、干すためのハサを準備します。

切り出された資材は、真ん中と横に渡す棒が杉、先端をY字型に加工してから支柱を斜めに支える棒が栗なのだそうです。

真ん中の棒を地中に埋め込むためにまず穴を掘ります。 グリーンにカップの穴を開けるのと同じ道具なのだ とか。 腰を入れてぐりぐりと埋め込み、フンっ!と引き抜きます。

見ていて それよりもコツが要りそうであったのが、支柱をその穴の奥底へと突き刺す”儀式”でした。

季節がら台風を意識します。
よって強風に煽られても倒されない工夫を施します。 先ほどの儀式にもその辺の感覚が生かされているのです。

一番ヤってはいけないのは、横着と無理のようです。 何段も高く張れば強風にもろく、儀式を省けば追加作業に 追われることとなるのですな。

コチラは我々よりも先行した作業の成果であります。

ハサガケを施す休耕田にも色々といます。

イナゴ、カマキリ、カエル、とかげ、シマヘビに、そして でんでんむし。 この辺りがレギュラー陣でしょうか。

この程度の大きさだとキレイだなぁ…って思います。 ヨモギに張り付いておりますが、貝殻が普通にイメージ するタイプの物と異ったので、激写と相成りました。

完成です。

くくり付けるのに使うのは荷造り用のプラスティック・テープがよろしいとか。 そしてダメになるまで使い回す のだそうですわ。

だから寸法を取る手間が省けますし、新たに工面する時の手本となりまする。 よって早いのだな、うむ。

工作を始めた地点から、次の支柱へ向けてやや下がり気味に横棒を架けます。 横棒の直径分くらい。 平行を維持して 進めると、小さな寸法差が積もり積もって、終端では開始点よりも高くなってしまうのですな。

ワケを聞けば当たり前のようでも、不慣れな者にとって そういった不幸には、普通に陥りガチなのです。

曇天合い間の限りアル日照時間と、明日への英気を大切に…

翌・本番、十五夜の日に刈り取られる稲です。

天気が悪く暗いので、こんな黄色にも照り返される錯覚に見舞われます。 そして たとえ錯覚であったとしても、 ちゃんと気分が高揚します。

金色に光る…

   なーばす、ばっと、ぐら〜まら〜す。



なんと。
かつてレベッカは米の収穫期を祝祭していたのであったか。 ふむふむ。









ど〜こでぇ、

   壊〜われ〜たぁの お〜、 ブレ〜ンド。



…ブレンド米を憂いた歌であったのか。

                (-”─;)うぅぅむ…

こんな黄昏であったならば…



いや、感じるだけで良いな。
決して自らには望むまい。

刈り取ってからハサに架ける地点まで抱えて持って行くのですが、不思議な愛おしさに襲われますので注意が 必要です。

恐らくは妖精とか妖怪の類かと。
たましい抜かれます。

シュール・レアリズムは米作地にも確固として存在します。

収穫した稲を束ねて抱えれば、カマキリに首筋をからまれたり、尻尾の切れたとかげに濃厚な愛撫されたり、 踏み潰されたアマガエルちゃんの冥福などを祈らねばなりませぬ。
黙祷中、カメムシに屁ぇひっかけられつつ…

どう詩的に飾り付けようとコレが現実ですわ。





・・・詩的、 だったのか。 (-”─;)うぅぅむ…2

ヤメとこ。

お仕事などの都合で翌朝に発たねばならない方々が、少しだけ先行して刈り取ってました。

ド素人の私はそんな光景からも学習っすわ。

畦から足元を見下ろしてみました。

同様に撮った2枚をその場で選んで持ち帰り、PCで選考して気に入った方には不運にも、私の出っ張った腹と ショッキングピンクなストラップ付きサンダルが写り込んでおりました。

私の冷静さは それを却下しました。

彼は哲学者なのです。

ただしムーミン谷のそれとは違い、無駄には寛容な部類のようです。 よって無駄とは決め付けずに、思案した 結果に基づいたアクションを執拗に繰り返します。

この日、彼は囚われのまま深〜いカマの奥底で過ごさねばならぬ境遇の中で、無駄だと決めずにじたばたし、 それに気付いたある強大なチカラによって救い出されました。

彼を囚われの身とさせた者は、実は彼のコトを誰よりも深く愛する女神であったりもします。

彼に試練を残したまま、とっとと帰りましたが。

   愛が迷わせる。

   愛が狂わせる。

   愛のバカヤロー。

   愛がとまらない…

む、 なんと。 それは女神の妹君であったか。
ふぅぅぅ…    深い。        深過ぎる。

(-”─;)うぅぅむ…3 (もうオレ、愛は卒業した)

                      ァ〜ァ…





本日のオヤツは皮ごと塩茹でした小振りな里芋など。 ヒドぃ写真解説を書き殴る合い間に。
里芋、甘いか しょっぱいか。   至極満足也(に、蹴り。)





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