【散文気分】 - 2012/09/02 Sun -



少し不思議な体験をしました。

学生時分から繰り返し読んで来た”ノルウェイの森”が映画化されて2年前の暮れに公開されました。  制作発表の段階から興味を惹かれておりまして、いよいよ公開といった直前には普通に見に行くものと想定 しておりました。 が、何かの都合で結局は映画館に足を運ぶことはありませんでした。 それから もはや2年近くになるワケです。

ほんの余談なのですが Googleで”直子”を散文気分のサイト内検索してみましたら6件ほどヒットしました。  うち1件は飯島さんでした。 そして残りの5件は言うまでもありません。

昼前に”いいとも増刊号”を、昼前なのにパスタなどを拵えてワシワシと食しながら見ておりました。  先週のテレフォンショッキング、月曜日のモデル(女優?)さんが実はミドリなのでした。 この娘が。  そうなんだぁ… といった具合に色々と考え込んでしまうのですが、パスタをフォークで巻き取る動作は 緩みつつも継続しておりました。 朝から腹減ってたのですね。 時刻的にはもはや朝食でもありませぬが。

夕方から散歩に出掛けました。 昨夜遅くから断続的に激しく雨が降っておりますし、一応念のため軽めの傘 (ビニール)を持ちました。 犬の散歩とは違う本人、自らの散歩なのでちゃっちゃと済ませるのとはワケが 違うのです。 行き当たりバッタリは上等でなければ散歩の意味などありませぬ。 必然、掛かる時には 時間だって掛かるのですから、運が悪ければ雷雨に見舞われます。 しかし雨宿りのポイントはちゃっかりと 押さえていたりもします。 サムライ、または無頼チックな散歩は好みませぬ。

激しい雷雨の収束具合を見計らいつつ駅前へと出まして、レンタル屋さんへと突入しました。 邦画のコーナー が少々サミシぃようです。 いま新しいモノは徐々に古めかしくなってゆくのが常であるハズなのに、 そのようなことなどはお構い無しに間引かれているのではないかとの懸念が浮かぶ中、あぁ、ありました。  ”ノルウェイの森”。 7〜8本のケースが並んでいて中身が入っていたのが1本だけ。 ブルーレイは いっぱい余ってました。 めったに利用しないので要領も分からずにケースごとカウンターに持ち込んだら 怒られました。 一応やんわりと。 次回からは中身だけ持って来いってんだこんちくしょう!と。 また 間違えちゃうかもしれないけど、また怒られたら覚えられると思います… って返したら機嫌が直ったようです。  バイトの女の子の相手するのもコレで色々と大変なのですょ。

1週間で100円なのだそうです。 はぁ…。 まだ2年と経たないのに。 申し訳ないので明日の朝イチで返しに 来ますと豪語して帰って来ました。 本気と書いてマジっす。 なので帰宅して夕食などの後に まずはパコソン を立ち上げて ほにゃらら しますた。 まだ見ておりませんが、これでもういつでも返せます。

目も耳も、画面とスピーカから流れてくる複合的な情景を追っているのは間違えないのです。 それとほぼ 同時に頭の中をテキストが流れ、そのテキストに応じた情景がさらに別の… まったくの別ではないのですが 流れておりました。 最初から最後まで。 映画の中で描かれていない部分はそのようにして自動的に補足 されておりましたから、そのつながりや場面の持つ意味合いにおいて不自由はしませんでした。 そして少し 時間を置いてから また見てみようと思いました。 ほにゃらら も完了してますから もう大丈夫。

そうでした。 不思議なのはですね、何故このように穏やかな心持ちでいられるのか、また見てみたいと 思えるのかなのです。 その時代背景はこの作品にとっての極めて重要なファクターであるとも思うのですが、 もしかしたら それらすら根こそぎ取り払ってしまったカタチでの”ノルウェイの森”。 そういった可能性を も感じているのかもしれません。 まさかこのような感覚にさせられるとは想像しておりませんでした。

好むと好まざるとに関わらず変わらぬモノ、変わってゆくモノ。 それでも変わってなど欲しくないモノ。  そして信じるべきモノ。 作品として それらのバランスを間違えなければ、なにも原作に忠実な作品だけが 賞賛されるべきでもないのでしょう。 それと、私にとっては”ただ”そのような作品が出来上がったと仮定 したならば、むしろそれこそが”無用”なのだと、そんな風に気付かされた思いもあります。 楽屋オチは 誰もがいつでも楽屋で好きなだけ楽しむことが出来るのですから、新たなる臨機には安心してその作品に応じる ことが出来るハズなのです。 そして それらを取り違えるのは自明の損失なのだなぁと、そのように認識するに 至りました。













At North-Fujisawa - 2.Sep.2012

きっと私よりも早く見つけたヒトがおられるのでしょうが、撮影中に日課で犬の散歩風なおじいさんが通り 掛って その早咲きに感心してますただ。 いやけどホントは8月末から咲いてたんちゃうの?  ねぇ、おじいちゃん(汗

 (¬ω¬;)モゥ…





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