【散文気分】 - 2012/03/03 Sat -



就寝して間もなく うとうとし掛けた頃なのでしょうか、近所のどこかで単調で高い音色のサイレンのような ものが聞こえてきました。 しかし耳鳴りのようでもありました。 一体いつまで鳴り続くのだろうと 考えるうちに意識は途絶えてしまったものと思われます。 時間帯は定かではありませんが かなり長い夢を 見ました。 今日は行徳まで落語を聴きにゆかねばなりませんゆえ しっかりと睡眠をとっておかねばならぬ のだと、夢の中でも考えておりました。 確かに自分のベッドの中であって情景は普段どおりに真っ暗闇 なのです。 私は常にそのようにして休む習慣なのです。 すると何かが私のベッドの中にスルスルと 入り込んで来ました。 そして妙に小さな手が私に触れました。 それにハッ!として気付いても真っ暗 なので姿が見えません。 するとささやくような押し殺すかのような、けれども語調はどこか悪戯っぽい ような声で呼びかけて来たのです。 『 パァ〜パァ〜! 』 それは間違い無く私の娘でありました。  既に成人した大学生の娘ではなく、恐らくは幼稚園か せいぜい小学校低学年であるらしいと感じました。 続けて娘は 『 むぎゅぅぅぅ…して? むぎゅう! 』 とせがむので、私は臆することもなく いつも通りに  「 はい、むぎゅぅぅぅ… 」 と抱きしめてあげました。 そうしているうちに夢の中で眠りに就いて しまったようです。 次に異変に気付いて夢の中で目覚めた時には娘の姿はなく、そして低い地鳴りとともに 大変に大きな揺れがやって来ました。 地震と気付き起き上がって照明を点けて様子を伺っておりましたが、 揺れは段々と大きくなるばかりで長く続きました。 ベッドの少し背後の壁には書棚と洋ダンスがありますから それらを両手で押さえながら揺れが収まるのを待ち続けておりました。 階下の間では親父さまも起き上がって いる気配が伝わってきておりました。 しかし次にはあまりにも激しい揺れのために押さえ切れなくなって 書棚と洋ダンスから離れて逃げました。 倒れる物や落ちるものが次々に激しい音を立てて床を鳴らして ゆきました。 窓ガラスさえ割れて落ちました。

揺れが収まってから階下の様子と親父さまの安否を確かめに降りました。 親父さまは無事で既に家財や 家そのものの様子などを見回っておりました。 やはり家のところどころの壁が崩壊していたり床が傾いたり しておりました。 しかし不思議なことに あれだけの激しい地震であったにも関わらず停電してはおりません でした。 まさしく不幸中の幸いでありましたが いつ停電するかもしれません。 けれども明け方の地震 でしたから じきに段々と東の夜空が白み始めて来ておりました。

それでも今日は落語を聴きに行徳ふんだりまで出向かねばなりません。 夜が明けて家の中の片付けも そこそこに出掛けることなどを考え始めていると、地震のあった時には見当たらなかった娘が家の中を 適当にフラフラしておりました。 明るいところで改めて見る娘はやはり幼稚園かせいぜい小学校1年生 にしか見えませんでした。 明け方前には あたかも何事も無かったかのように私に話しかけてみたり 壊れた 家財や物品などを悪戯してみたりしておりました。

どうやら今日の落語には他にも同行者がいることが判明しました。 そして私も同行者たちも、そうなった いきさつ までは判らないのでしたが全員私の自宅に1度集合する手筈なのでした。 身支度を終えた頃に同行者たちが やって来ました。 彼らは全員(何故か10名前後もいた)大学生くらいの年恰好の青年たちなのでした。  そして友人の写真家はあくまでも現地最寄り駅での待ち合わせであることには変更ありませんでした。  しかし青年たちは不躾に自宅へと上がりこみ2階の私の部屋へと落ち着いて勝手なことをし始めて おりました。 どうやら地震による破壊で少し部屋が広くなっていたようなのです。 10数名の青年たちが 各様に座って雑談したり、中には壊れた壁やタンスなどを更に砕いて暖をとるために焚き火を始める者まで いるといった具合でしたが 私はそれを容認しておりました。 この時季の冷たい外気が筒抜けでしたから 仕方が無かったのだと思います。 娘は相変わらずの調子で終始 私の周囲で好き勝手にしていたようです。  安心感からか もはや私の注意力は娘の方にはあまり注がれていなかったのです。

昼近くになって集団行動を開始しましたが 私は娘を連れて送ってゆかねばなりません。 そんな間際に娘は 自分のバッグから紙袋を取り出して中身を見せてくれました。 オモチャやらアクセサリーのような物が細々と 入っていました。 私の自宅の隣に娘と同年代で仲のいい女の子がいましたからプレゼントか一緒に遊ぶつもり で持って来たのだと思います。 そして出掛け始めました。 途中から青年たちとは別行動となるのです。  何故私の自宅へ集合したのかの意図がどうしても見出せませんでした。 しかし最寄り駅までぞろぞろと 集団で歩いてゆきました。 そして何故かは判りかねますが、駅までたどり着くまでに途中で日が 暮れてしまいました。 もう落語には間に合わないどころか終了してしまった筈です。 私ら親子は電車で 娘の自宅に向かいましたが青年たちは私の自宅へと引き返してゆくのでした。

娘を送り届けて帰宅してみると親父さまが隣の大工さん宅のご主人と何やら話し込んでおりました。 そして 先に戻って来ていた青年たちも混ざってみたり相変わらず勝手気ままなことをしたり雑談しておりました。  私は2階の自室へと上がりました。 すると室内は火事になりかけていました。 火の手は2〜3箇所から上がっておりました。  すぐに階下の青年たちに叫んで消火器とバケツリレーを言いつけました。 そして何とかボヤで消しとめる ことが出来ました。 本当に仕方のない青年たちだと思いましたが 彼らだって仕方なくココに居るのです。



さてさて、メニューにぶら下げてアップロードしたら手早く支度を始めましょう。 東西線はめったに乗車する 機会がありませんから楽しみなのです。   おっとその前に路線情報検索… と。

 (ΦωΦ)ふふふ…










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From: 散文気分@ezweb.ne.jp
To: 世界の終わり@docomo.ne.jp
日付: 2012年3月3日 12:25
件名: 特に用事では、

ナイのだが。

明け方に見た長い夢に 幼稚園か学校上がりたての
○○が出演してきた。 なのにパパの居る場所や時期の
設定などは ほぼ今現在の内容だったのさ。

そんなのを見てしまうと 非科学的とは言え、安否が
気になってしまうものなのだ。

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From: 世界の終わり@docomo.ne.jp
To: 散文気分@ezweb.ne.jp
日付: 2012年3月3日 20:18
件名: Re:特に用事では、

元気ざますよ。 最近文旦がおいしいざんす。

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From: 散文気分@ezweb.ne.jp
To: 世界の終わり@docomo.ne.jp
日付: 2012年3月3日 20:33
件名: ブンタンなぁ

漢字で打つから初め何かと思ったょ。

今日は行徳まで落語を聴きに行って、アフターを行徳
散策してたら良い店を見つけてね、さっきまで写真家と
飲んでたわぃ。

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