【散文気分】 - 2011/09/02 Fri -


『 最長不倒・乗り過ごしの旅 』 は恐らくは木曜日の晩であったのではないかと推測します。 それは 翌日の勤務中に東武鉄道の遺失物係から職場に連絡があったからであり、失くしたカバンが森林公園 よりもさらに先の東松山駅で見つかったので請け出しを要請する内容でした。 そして翌日の休暇を 利用して取りに行くとの回答をしましたワケなのです。 それはすなわち土曜日ですね。

東上線の森林公園駅は その名の通り森林公園の最寄駅であります。 ので、当時まだ小学3年生だった 娘を連れて行楽がてら… 妻は私の休日には突然に出不精となる性質でしたので 二人で出向きました。  森林公園駅では駅前にレンタル・サイクルがありました。 実は駅から公園までは2キロくらいあるの です。 学生時分に一度だけ車で行ったことがありましたが 公園の周囲には農作地帯と住宅地がぽつり ぽつりアル程度で鉄道網の気配は微塵も感じられなかった記憶がありました。 ので、迷わず大人用と 子供用の2台をそこで借りました。 確か公園の入り口付近にもレンタル・サイクルがあったかとは 思います。 公園自体も相当な面積ですから。

駅から森林公園までは15… いや20分くらいだったでしょうか。 平地に見えても ゆるい上り下りが 続くんですね。 子連れというのは関係ありません。 むしろ娘の方が速いくらいでしたから。 自宅 辺りのゴミゴミしたところから解放されて完全に はしゃいでおりました。 歩道も広く危ない箇所も特に 無いので快適でありました。 公園に着いたのは午前10時半頃であったかと記憶しております。 園内へ そのまま自転車で突入しました。

まずは園内のサイクリングマップを見て検討しまして ゆっくりと大きくひと回りしてみようと思い、 常に娘が先頭を走って 後ろから私が指示を出すカタチで行動しておりました。 が、半分くらいのトコ でしたでしょうか、広い芝生の中ほどにレストハウスがありまして、朝ごはんもロクに食べずに出向いて 来ていたコトに気付きました。 自転車を横付けして行ってみると11時からの営業とありましたが既に ヤっている感じでしたから 『 よし、早お昼にしちゃおう! ブランチ、ブランチ♪ 』 ということに 急遽・方針変更しました。 休日ですからジョッキ・生もスタンダードですね。 自転車移動とは言え公道では ありませんし 帰りまでには覚めますから大丈夫。 残念ながら お互いに何を食べたのかまでは失念して しまいました。 我々の食事&飲酒中に おばさんが注文したラーメンをトレーごとひっくり返してド派手に ぶちまける有様を見物しながら楽しく過ごしておりました。 そう、その程度では不幸とは呼べないのです。

その後は食休みに広い芝生のど真ん中に二人でゴロ寝しました。


夕方近くまで散々遊んだあとは残念ながらまだ帰れません。 そう。 忘れたカバンを請け出しに東松山 までさらに遡らねばならないのです。 本日のメインテーマです。 電車の本数が少ないので短区間の 往復でも結構な時間が掛かりました。

受け取ったカバンには貴重品の類は元々入れておりませんでしが 中身をあらためてみると無くなっていた モノが2つあるコトに気付きました。 会社の名刺のストックと ”鼻毛切りバサミ” でした。 名刺は ともかく 謎です。 不可解です。 後日 会社で同僚や上司にその話をしたら『そのうち知らない飲み屋 から請求でも来るんじゃないの?』と脅されましたが 事なきを経ております。 それよりも ”鼻毛切りバサミ” の方が残念でした。 いちおう思い出の品でしたから。 ホントは ”鼻毛切りバサミ” などではなく 娘の乳幼児期に使用していた爪切りだったのです。

そして帰りの電車では親子揃って寝過ごしました。 遊び過ぎですね。








At Yamato -1.September.2011-



まだ平日であったのですが無茶しました。 朝帰り&睡眠時間ゼロ&即シャワーして出勤… です。

仙川の馴染みのお店を出てキチンと(笑)終電に乗って 乗り過ごすこともなく降り立つ駅まであとわずかに 4駅… といった段階で大和にて途中下車(または脱線)してしまい ”猫バー” へ Go! しました。 自己分析する 限りに於いては飲みが足らなかったのだと思うのです。 先のお店では やはりまだ平日なのを意識して 私なりにコントロールしながら飲んでおったと記憶しております。 このようにヘタな制御系に頼ると 却ってより大きな失敗を誘発させるモノなのかもしれません。 注意します。

”猫バー” のマスターからはかねてより伺い知っておりましたが 私自身では初めてのケースに恵まれ まして、ベース(厚木基地)の兵隊さんたちとカウンターで同席しました。 空母のクルーが3人と パイロットが1人と若い女性が1人でした。 そのFA-18乗りのパイロットと女性はすぐにいなくなって しまいましたが残った3人とは片言の”なんちゃって英語”で会話を交わして1杯ご馳走になりました。  しかもマオタイを。 チンチンしてからグィっ!とあおりました。

母艦はジョージ・ワシントンなのだそうです。 まさかと思って私の方から適当にそう尋ねたらビンゴ なのでした。 3人それぞれにカナダ系、ドイツ系、イタリア系といった具合に家系の出身が異なるので 彼らなりにも楽しんでおりましたようです。 若いイタリア系はマッカラン18年を所望しておりましたが ひと口舐めて返杯してました。 偶然にも私はマッカラン12年オーク・カスクでしたので ひと口ほど試させた ならば アリなようでした。 ので、そのまま差し上げると言ったのですが それには及ばなかったようです。  即座にギネスを発注し直してましたから。

平日には珍しく賑やかな夜であったようで 奥のテーブル席にはサラリーマン風の4人組が、そして もう一つのテーブル席には若い女性が独りで飲んでました。 まぁ普通に待ち合わせ風情なのだと思って あまり気にも留めていなかったのですが、先の兵隊さん達やサラリーマン衆が撤退すると同時にカウンター の方へ席替えして来ましたので 待ち合わせなのかと思っていたとズバリ聞いてしまいましたらば、 いわゆる常連・カウンター族のヒトリだったのでした。 もちろん初見です。

マスター曰く『避難させていた』のだそうです。 なんでもベースの兵隊さん達は普通におとなしく談笑 しながら飲んでいるなぁ… と思って油断すると豹変するコトなどが”多々”アルのだそうでして、 その時カウンター端っこは空いていたにもかかわらず 彼女を奥へと誘導したようなのでした。

さばさばした感じが地元っ娘のようでしたからそう訊くと またしてもビンゴなのでした。 冴えてます。  だいぶ沈静化しては来ましたが”なでしこJapan”どころか正真正銘の『大和撫子』なのですね。  しかも25歳の画伯でありました。 何かのキッカケでマスターに紙と鉛筆を借りて用を足した後で 『モノ書きながら飲むのって滅多にヤラないけど結構好きなんだよねぇ…』と切り出したら意気投合して しまったのです。 そして似顔絵を描かれました。 今年2回目、生涯でも2回目の。 タッチを褒めたら 調子に乗ってきたようなのです。 最高の酒の肴ですね。 いい夜でした。   …あ、 朝でした。

ちなみに原画は戴いて持ち帰りました。 画像にはまだ描かれていない”描き直し”の似顔絵もあります。  ちょっとデフォルメ入ってますが なかなか味のある作品です。 マスター曰く そちらの方が私に 似ているのだそうです。 彼女からは終始”大泉洋”と呼ばれてましたが、まぁ光栄です。







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