【散文気分】 - 2011/08/24 Wed -


前々回、前回からの続き。

娘を負ぶって階段を降りるコトも考えましたが そこは折り返しが無い直線の階段ですので 万が一の場合 には2階で止まらずに1回まで転がり落ちる可能性もあります。 それより私自身も相当量のお酒を飲んで おりましたから それはヤメました。 ならば あとは抱えてゆっくりと1段ずつ降りるのみでした。  娘は腰抜け気味でしたから ヘタな姿勢で抱えていたら踏み外しかねません。 なりふり構わずに ガッチリと腰を抱えて左腕を肩につかまらせて 半ば壁に寄り掛かるような格好で ゆっくりと時間を 掛けて1段1段慎重に降りてゆきました。 幸いにも途中で階段を昇り降りするヒトがいなかった… もしくは 私たちの惨状(笑)を見て そっと立ち去ったかなのでしょう。 それにしても長い時間でした。

外に出ると娘はなんとか自力で立てるようでしたので、私の腕につかまらせて ゆっくりと小田急・藤沢駅まで 歩きました。 二人ともチャージは大丈夫でしたので改札口を通り抜けてそのままホームへ出ると ちょうど 新宿方面行きの各停が入線して来ました。 日曜日の10時少し前でしたから難なく二人で座れましたし、 空いている座席も目立ちました。 まぁなんとか座って帰れる段階にまでは たどり着いたワケです。

電車は藤沢駅では折り返しですから発車までに少し時間が掛かります。 すると娘が文字通り脱兎のごとく ホームへ飛び出してベンチの陰に倒れ込むように手を着いて戻してしまいました。 後ろから背中をさすって あげましたが 一気に出るモノがちゃんと出たようでもあり、それ以上苦しむ感じではありませんでしたので 私はカバンのポケットからティッシュを出して娘に渡しました。 実際かなりスッキリ出来たようなのです。  ”コレ(自分の失態)どうしようか?”などといった心配が出来るほどに。 ”まぁこれも駅員さん達の 仕事だから仕方ないよ、今度お礼言っときな…”と応えてあげました。 そしてトイレに寄っていくか 尋ねましたが大丈夫だと言うので そのまま発車を待っていた電車に乗ってゆきました。

私の最寄駅を通り過ぎて田園都市線への乗り換え段階では娘は だいぶしっかりと歩くようになりましたが、 田園都市線の各停の車内(もちろん座れてガラガラ)では 途中駅で発車・停車を繰り返すたびに私にもたれ 掛ったり 反対側に崩れたりしておりました。 しかし田園都市線で都心方面まで各停で… というのは長いので す。 なにしろ駅の数が多いものでして。 それでも娘の自宅近くまで送り届けてから引き返して なんとか終電に間に合いそうな感じでした。

娘の最寄駅からは私の腕を貸さずともヒトリで歩いておりました。 駅前ビルの長い階段を登り切った 信号待ちで ”もう大丈夫だから” と言ってのけました。 そのまま商店街を二人で並んで歩きながら 途中で娘のバイト先である小さな居酒屋さんの前なども通り過ぎました。 今夜は貸切なのだそうです。

そして母親と住むアパートに至る小道の入り口まで来てから 約束して渡しそびれていた旅行資金を差し出して、 娘とは そこで別れました。

足早に元来た道を引き返して駅の改札口を通り抜けると なにやら通過電車の気配があり、残念ながら 小田急の最終に接続する急行電車が通過してゆきました。 ので、仕方なく職場を目指すコトに切り替え ました。 それならば まだ少し余裕のある時間帯でした。

職場ビルの通用口を通り抜ける前に ビル正面のコンビニで缶ビールとレモン風味の炭酸水と、 …迷いましたが ネギトロ巻を購入しました。 空腹で眠れないと翌朝の仕事に響くから。 そして椅子に座ったままですが 比較的よく眠りました。
朝っぱらからココの更新もするほどに。



おしまい。








At Akita -14.August.2011-



”秋田” の旅で掲載出来なかった栗のイガですね。 鮮やかな緑が あまりにも惜しいので 引っ張り出して きちゃいますた。 なんとなぁ〜く 一緒に写りこんでいた昆虫なども気になりますしぃ。

ホントは本文に根ざした ”あとがき” などを まさしく 前回のように書き記すべきなのでしょうが、私の ココロにとっての ”あとがき” とは 本文とは ”別腹” 的な位置付けなのでもありまして、したがって多く の場合に このようなカタチをとってしまうのかもしれませぬ。

 (-”−;)うぅぅむ…





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